日本は有数の水族館大国だということをご存知でしょうか?決定的な資料はないものの、実は水族館の数が世界で一番多いのは日本なのではないかと言われています。数の多さもさることながら、島国とだけあって水族館は全国各地に点在しており、それぞれに違った魅力で私たちを楽しませています。そんな中でも、普通の水族館とはひときわ異なる雰囲気を漂わせているのが「沼津港深海水族館」です。その名の通り深海魚を展示する水族館なのですが、実はとても希少価値のあるスポットなのです。今回は、そんな「沼津港深海水族館」のスゴさと魅力についてご紹介していきます。

水族館

世界に誇れる貴重な深海魚専門の沼津港深海水族館

投稿日:

亜寒帯の北海道と亜熱帯の沖縄県をあわせ持ち、太平洋と日本海に囲まれた島国であることから、日本では地方ごとに多種多様な魚を目にすることができます。そんな魚と深い関わりがある私たちでも、なかなかお目にかかれないのが、海底に潜む未知なる魚たち「深海魚」です。

深海魚と言えば見た目がグロテスクなイメージがあり、あまり見たいものではないと思う人も多いかもしれません。ですが深海魚は、意外とかわいらしい姿をしていたり、現実に存在していることが信じられないような魔訶不思議な生態だったり、知れば知るほど魅力を感じられる生物です。

静岡県の沼津市にある「沼津港深海水族館」は、水族館が数多にある日本で唯一の深海魚専門の水族館です。深海魚が生きられる環境を人工的に再現するのは非常に難しく、この試みは世界でも初めてのことであったので、各国からも注目を集めました。

それほど生きた深海魚を目にすることができるのは貴重であり、それが日本で叶うというのですからすごいことですよね。普通の水族館では満足できなくなってしまったという人にも、一風変わった特別な体験をしてみたいという人にもおすすめのスポットです。

どれもこれも見たことない魚ばかり!


沼津港深海水族館は、時期によって多少の変動はありますが、約60種類1500匹もの生きた深海魚を展示しています。通常の水族館では見ることのできない、水深200m以上の深さ(深海の定義は水深200m以上とされています。)に生息する珍しい魚たちばかりなので、その不思議な姿や生態に目を奪われてしまいます。

深海は地上の光がまったく届かない漆黒の世界で、食糧も少なく、気温も低い、魚たちにとってまさに過酷な環境です。当然ながら水深が深くなるにつれ水圧も増していくので、なぜ潰れてしまわないのかも不思議ですよね。沼津港深海水族館では、そんな深海魚の神秘に包まれた生態を詳しく学ぶことができます。

館内にはただ水槽が並んでいるだけではなく、子どもはもちろん大人でもわくわくするような仕掛けが用意されています。真っ暗な部屋の中で見ることができるのは、発光魚たちのプラネタリウム。体の一部を光らせながら泳ぎまわる魚たちが、まるで流れ星のように見える美しい演出がされています。よく目を凝らしてみると、確かに魚の姿が確認できるので、体のどこが光っているのかにも注目してみてください。

また、魚の骨格を着色して光にさらした美しい透明標本も展示されています。魚たちの生態に触れながら、普通の標本とひと味違うもはやアート作品のような鮮やかさを楽しむことができます。

ほかにも、深海魚の生態をクイズで学べたり、魚類以外の生き物も展示されているコーナーがあったりと、次から次へと楽しい仕掛けが散りばめられた館内となっています。

世にも珍しい古代魚「シーラカンス」のはく製と冷凍標本


「生きた化石」と呼ばれるシーラカンスは、ほとんど人間の目に触れる機会のない幻の魚です。生きた姿を見ることは難しく、はく製や標本ですらワシントン条約で商業的利用を禁じられるほどの価値を有しています。

しかし、沼津港深海水族館では、そんな貴重なシーラカンスのはく製と冷凍標本を合わせて5体も展示しています。先述したように、基本的にシーラカンスは商業の場で展示されることが許されていませんが、沼津港深海水族館が保有しているのは、正式に展示が認められた珍しい個体です。特に、シーラカンスの冷凍標本を見ることができるのは世界でここだけなのです。

シーラカンスの誕生は、古生代デボン紀と呼ばれるおよそ3億5000年前の時代にまでさかのぼります。そして、長らく学者たちの間では約6500年前の白亜紀に絶滅していると考えられていました。しかし、1938年に南アフリカでシーラカンスの生息が確認され、驚くことにその姿はすでに発見されていた化石とほぼ同じだったのです。

3億年の時をまたいだ魚と称えられ、生きた化石という呼び名がつきました。日本での生息はまだ確認されていませんが、深海の環境はあまり地域差がないと言われているため、日本でシーラカンスが発見される日も近いかもしれません。

これだけの珍しさと標本のあまりの状態の良さに、一瞬レプリカなのではないかと疑ってしまうような沼津港深海水族館のシーラカンスたち。一目見れば、深海への興味がますます深まるのではないでしょうか。

えっ!食べられるの?沼津港名物「深海魚丼」


沼津港深海水族館の周辺には、駿河湾でとれた新鮮な魚を提供する海鮮料理のお店が並んでいます。その中でも話題になっているのが、「Donどこ丼」というお店の「深海魚丼」です。そもそも深海魚を食べるというイメージがあまりないですが、実は深海魚は脂がのっている魚が多く、見た目に反して淡白で美味しく食べることができます。

大きなどんぶりに乗っているのは、ホタルイカ、サクラエビ、メヒカリ、メギス、アブラボウズ、ハシキンメなど。内容はその日によって多少変わるそうですが、深海魚がふんだんに使われた海鮮丼です。

その見た目のインパクトから、最初のひと口目は少し勇気がいるかもしれませんが、食べてみると本格的な海鮮丼の味そのものです。深海魚を見るだけではなく、新鮮な状態で食べるという体験ができるのは、ここ以外にそうそうないかもしれません。

食わず嫌いはもったいない。深海魚の知られざる魅力を教えてくれる水族館

グロテスクな見た目や得体の知れないイメージがついて回る深海魚。確かに、熱帯魚のような華やかさや親しみやすさはないかもしれません。しかし、深海は宇宙よりも解明されていない部分が多いと言われており、ロマンが眠る世界でもあります。

そんな世界に住む深海魚たちが、気持ち悪い、怖い、という印象だけが独り歩きして人々から距離を置かれてしまう存在であるのは非常にもったいないような気がします。沼津港深海水族館は、そんな光を浴びない深海魚たちの魅力を楽しく気付かせてくれる場所です。見るも食べるも、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
以上、世界初!深海魚だけを集めた「沼津港深海水族館」...でした。

まだ「沼津港深海水族館」への口コミ・感想の投稿はありません。

沼津港深海水族館へ行ったある方の口コミ感想をお待ちしております。

沼津港深海水族館の感想・口コミ・レビュー投稿フォーム

お名前(ニックネーム可):

口コミのタイトル:

※沼津港深海水族館の口コミ・感想をご記入ください。これから沼津港深海水族館が気になる方に参考になるような意見をお待ちしております。

評価おすすめ度:

沼津港深海水族館の評価は、 5.0点満点中 0点です。現在件の口コミが寄せられています。

-水族館

Copyright© 全国おすすめ観光スポット@ベスト格安航空券のお役立ちブログ , 2017 All Rights Reserved.