航空券は、それぞれの航空会社ごとに内容やサービスが異なっています。そのため、利用する航空会社の航空券の特徴や注意点を知っておくのは賢く利用するための大切なポイントです。これからJALを利用する人のために、JALの航空券の押さえておきたいポイントについて解説します。

JALの航空券のクラス分けについて

JALの航空券は、ほかの航空会社と同様に、座席のクラス分けがされています。基本となる普通席に料金をプラスすることでアップグレードできるようになっています。JALには、普通席の上のクラスに、クラスJとファーストクラスというより快適な座席があります。クラスJとは、普通席のひとつ上のくつろぎを実現させてくれるクラスで、シートは普通席より18cm広いゆとりのある幅を確保しており、リクライニングできるのはもちろんのことヘッドレストやレッグレストがつけられています。さらに大型テーブルやジャケットフック＆ホルダーといった設備も整っているため、快適な空の旅が満喫できるようになっています。

もうひとつのファーストクラスでは、最上級のもてなしとサービスが受けられます。たとえば、日本各地の名店がプロデュースした旬の味覚を堪能できる食事、匠オリジナルのコーヒーや煎茶、上品で柔らかい味わいの純米大吟醸、シャンパーニュ地方のワインなどそれぞれ厳選された味覚と銘柄が提供されます。シートは高品質の本革でつくられており、前後の座席幅をゆったりと確保しています。読書灯や大型テーブル、小物置きといった細やかな心配りはもちろん、プライバシーパーティションまで設置されていますので、満ち足りたプライベート空間を堪能できます。

航空券の変更や取り消し、払い戻しについて

JALの航空券を事前に予約したものの、さまざまな事情から変更したり、取り消ししたりせざるを得ないことがあります。基本的に予約の変更や取り消しは、出発時刻の15分前までに済ませなければいけません。もし時間までに変更や取り消しを行わなかった場合、ほかの便に振り替えることができなくなるので気をつけましょう。間に合わなかった場合は、払い戻し手続きのみを受け付けています。手続きはホームページ上でも行っていますので、予定が変わったら時間に留意して早めに予約の変更や取り消しをしてください。

予約の変更では、搭乗者の変更（航空券の名義変更）をすることはできません。もし搭乗者を変更するなら、一度予約を取り消して払い戻しをしたのち、あらためて新しい航空券を購入しましょう。また、ホームページ上では購入後に搭乗便を追加することはできません。同様に、運賃の種別ごとに取り扱いが異なるため、運賃種別によってはホームページ上では予約変更ができないケースもあります。その場合は、JAL国内線ご予約・ご購入・ご案内に電話するか、JALグループ国内線カウンターに出向いて直接問い合わせしてください。

JALの航空券に割引サービスはある？

JALの航空券にはさまざまな割引サービスが存在します。たとえば、往復割引は同一区間を有効期間内に往復する場合に適用され、片道ずつ買うよりも安くなっています。ほかには、先得割引を使えば早期割引運賃で利用できます。搭乗日の75日前・55日前・45日前・28日前までに予約すれば、航空券をお得に買えるサービスです。予約する日が早ければ早いほど運賃の割引率が高くなります。先の予定が決まっていて飛行機を利用するつもりなら、JALの先得割引での購入を検討してみましょう。

そのほかにも、さまざまな割引サービスが用意されています。たとえば、株主割引といって株主割引券を持っている人が利用できるサービスがありますし、満65歳以上の人が搭乗日当日に出発空港で空席がある場合に適用される当日シルバー割引というのもありますます。条件を満たしている人ならお得に乗れるかもしれません。JALビジネスきっぷ・特便割引・介護帰省割引・離島割引など、わざわざ普通運賃を支払わなくても、安くJALを利用できる機会はたくさんありますので大いに活用しましょう。

割引サービスを利用してJALの航空券を賢くゲットしよう

JALの航空券は、普通席を普通運賃で利用するのはもったいないほど割引サービスが充実しています。また、座席にも複数のクラス分けがされていますので、より快適でお得に利用できる機会はいろいろあります。ここで紹介した情報はほんの一部です。いろいろ情報収集して、JALの航空券を賢く利用しましょう。